サルスベリの実 [種・実]
撮影日 2014/12/3
大阪府 泉佐野市
子ども達に、花だけじゃなく、花が咲いたあと
種がなる姿にも興味を持ってほしいと思ったので
サルスベリを選びました。
サルスベリは、春に伸びた枝の先端に
夏から秋にかけて花を咲かせます。
花色は白、ピンク、紅、紅紫などがあり、
花びらは6枚でフチが強く波打ちます。
花後に球形や楕円形の果実をつけ、熟すとはじけてタネが散ります。
タネには薄い羽のような翼(よく)が付いています。
樹皮は褐色で所々はがれて白い肌があらわれ、縞模様になります。
樹皮のはがれた部分はつるつるしているところから、
「猿も滑って落ちる→猿滑り」というのが、名前の由来とされています。
漢字では「百日紅」という漢字を当てますが、
これは開花期間が長いところにちなみます。
サルスベリを使っての保育活動
対象年齢 4~5歳頃
サルスベリの種を植えて子ども達と木の世話をしたり、観察する。
この活動を通して、命の芽吹き、たくましさを知って欲しいです。
また、種からどのようにして木になるのか、
子ども達が実際に見て発見しながら学んで欲しいと思いました。
そして、子ども達と一緒に、季節の移ろいや、
花が咲いた時の喜びを感じたいです。
絵本紹介
「木の実とともだちー見つける・たべる・つくる」
作・絵:下田 智美
出版社:偕成社
発行日:1996年09月
秋、比較的身近によくみられる木の実の名前や
実の料理・遊び方などを、
主役の女の子と動物たちが楽しくわかりやすく紹介した絵本です。
木の実に興味をもった時に、子ども達がこの絵本を読んで
さらに興味や知識を深められるようにと選びました。
by ざっち(13072)
植物の「実」は、何でも食べられるわけではないので、ご注意を^-^
by ぷーちゃん (2015-03-06 16:44)