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ノウゼンカズラ [オレンジ色の花]

ノウゼンカズラ.jpg

*撮影日  8月17日
*撮影場所 熊本県(宇城市)

*選んだ理由
きれいに咲いている花だったから

ノウゼンカズラ科。
原産地は中国で、日本には古い時代に入ってきており、
平安時代には薬用として栽培されていた。

季節は夏から秋にかけて橙色または赤色の大きな花を咲かせるつる性の落葉樹。
枝や幹から気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを延ばす。
垂れ下がった枝にラッパ型の花をたくさん咲かせます。
花色は濃い赤オレンジ色で非常に目立つ色彩です。

ひとつひとつの花は短命ですが、絶え間なく新しい花を咲かせます。
めしべの先端は最初2又に開いており、何かが触れると閉じる性質があります。
曇天だと花がつぼみのままぽとりと落ちることがあります。
また、つるの伸びる勢いが強すぎるときも、同様の現象が起こります。

非常に生育旺盛で丈夫なので公園などに植えられます。
耐寒性はあまりないので、寒冷地には不向きです。
寿命が長いです。
豊臣秀吉が朝鮮半島から持ち帰ったといわれるものが
金沢市にまだ健在らしいです(樹齢400年以上・・・)。

「ノウゼン」の名前の由来は、漢名の「凌霄」の読みを「のうせう、のせう」にあて、
「のうぜん」になったと思われます。
また、平安時代の『本草和名』の乃宇世宇(のうせう)を経て、
ノウゼンに転訛したとみられる。
「カズラ」は、蔓性の植物の総称です。
「凌」は凌駕する、しのぐの意味、霄は「遥かかなた空の果て」の意味があり、
空に向かって高く咲く花の姿がぴったりな花です。

貝原益軒が
「花上の露目に入れば目暗くなる」と記述し、
現代でもなお避けられたりするが、誤解で、毒はない。

花言葉は
「栄光」「名声」「名誉」「光栄」「華のある人生」
「豊富な愛情」「名誉な女性」「愛らしい」「女性らしい」

ノウゼンカズラ(凌霄花)を詠んだ俳句

「凌霄花に 秋の通ふか 風見ゆる」 恒丸

by ももんが(13031)


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コメント 1

あかずきん

ノウゼンカズラのことが良くわかりました^^
とても古い歴史があるんですね。豊臣秀吉が持ち帰ったものが400年も生き続けているのは、すごいです!!
by あかずきん (2013-09-03 13:23) 

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